畳屋気分爽快

畳屋を営むおかみさんの徒然

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

畳屋さんの仕事レポート

今日は、時々ブログで出てくる板入れの仕事を、中継レポートしましたので紹介します!

畳表をはずすと、縁がついていない側に板が縫い止めてあります。
長年の使用によりずれてしまうため、定規を使い端から端までまっすぐに通るように調整をします。
CIMG9031_convert_20110918213552.jpg
写真のものは5mmほど内側にずれ込んでいました

CIMG9036_convert_20110918213953.jpg
畳の長さも、板を基準に寸法通り調整します

CIMG9040_convert_20110918214205.jpg
調整が終わったら、板と共にひと穴ひと針縫い締めます

CIMG9045_convert_20110918214359.jpg
縫い終わり

CIMG9051_convert_20110918214646.jpg
板と床の部分に段差ができないように、なだらかになるようにい草で調整します

CIMG9059_convert_20110918215205.jpg

CIMG9033_convert_20110918213751.jpg
反対側も調整が済みました。
この時に畳床全体の凹みの有無も確かめて調整します。

この後に畳表を張り、畳縁を縫い付けて1枚の表替えが完了します。


板入れ畳とは、ワラ床を使用するときに畳の端に板を縫い止め
角をきっちりと立たすために、先人の知恵と工夫からできた方法で
畳が日本に現れてから1400年かけて、このように進化してきました。
日本の風土や文化に合わせて職人が創意工夫し、現在の形に定着してきたものです。
しかし今は、畳床用の長いワラが取れなくなってきたことと
ワラを使用しない床が普及してきたことで、この技術を使用して畳を製作したり
修理をしながら使用するということが、本当に少なくなりました。
今回のように板入れ畳を修理し、また新しく畳を使っていただくことは
次の修理まで先人の職人との真剣勝負です。

直ぐに新しいものに取り替えるのもひとつの方法ですが、ゆっくり修理してまた新しい
命を宿すというのも、いいもんかなぁって考えます。
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。