畳屋気分爽快

畳屋を営むおかみさんの徒然

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床の間 龍鬢表

床の間の仕事です
CIMG9211_convert_20111112143737.jpg

敷き込みをしたところ
CIMG9215_convert_20111112143935.jpg

丈が一畳半のもので、かなり大きな間です。
こんなに大きなものは、結構珍しいです。

畳表は、黄金色の「龍鬢(りゅうびん)表」を使用しています。
始めから日焼けをしているような色をしているので、使い古し?
と思われていることもあるようですが、違うんです。
高級品なんです!

床の間は、元々家を見守るかたちで奥に位置し、
家の繁栄がいつまでも変わらずに続くという意味で
畳表の色も日焼けによる退色をさせないために
始めから黄金色のものを使うのだそうです。
輝きのある黄金色で、とても綺麗です

私はこの表に思い出があるんです。  何かと言うと・・・

以前、広島県の龍鬢表の生産農家に
お邪魔させていただきました。
生産者の方(かわいらしいおばあちゃんでした)に
この表が出来る過程を聞いたときのこと・・・

「刈り取ったイグサは、草色から黄金色になるまで
ゆっくりと天日干しし、夜露にあて、それを一本一本大事に
織り上げていくんだよ。子どもみたいに手がかかるわぁ」

話をされている時、本当に子どもを見るような表情で
一本一本のイグサをいとおしく思いながら
作っていること、また、出来上がった表を
子どもを抱き上げるように持っておられたこと
とても印象に残りました。

生産者の顔が見えて、声が聞けて、愛情も感じられる。
安心感をもらった瞬間でした。



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